ユーロ圏、景気回復持続するには構造改革も必要=ECB専務理事

2015年4月23日(木)17時36分

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は23日、ユーロ圏経済が回復に転じたとの見方を示したうえで、回復が持続的となるには、金融政策対応とともに構造改革が必要と指摘した。

ベルリンでの会合で行う講演原稿で明らかになった。

原稿は「景気循環は上向いているものの、ユーロ圏の成長力の著しい低下に関しては対策がなされてこなかった」「現在の景気回復をより継続的なものにするため、ユーロ圏には緩和的な金融政策と断固たる構造改革を協調させて進めることが必要だ」となっている。

*内容を追加します。

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