米コカ・コーラ、第1四半期は9四半期ぶり増収 北米が堅調

2015年4月22日(水)22時58分

[22日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラが22日発表した第1・四半期決算は、9四半期ぶりの増収。主力市場の北米で売上高が6%増加したことが追い風となった。

純営業収入は1.3%増の107億1000万ドル。

北米の純営業収入は51億ドルに増加し、総収入の47.6%を占めた。

北米での買収・売却や為替相場などの影響を除く本源的売上高は10%増だった。

株主帰属の純利益は15億6000万ドル(1株当たり0.35ドル)と、前年同期の16億2000万ドル(同0.36ドル)から減少。

特別項目を除く1株利益は0.48ドルだった。

トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想は、売上高が106億6000万ドル、1株利益は0.42ドルだった。

同社はまた、北米のボトリング事業の約3分の2を2017年末までにフランチャイズ体制に戻し、残りの大半についても、2020年までに同様の措置を講じる方針を示した。

同社株価は米株式市場午前の取引で約1.5%上昇した。

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