ECB理事会、ドラギ総裁は量的緩和成功の認識示す見込み
2015年4月15日(水)16時23分
[フランクフルト 15日 ロイター] - 欧州中央銀行は(ECB)はきょう15日の理事会で、ユーロ圏の景気上向きが示されるなか、国債買い入れ策(量的緩和策)成功の兆候がみられるとの認識を示すとみられている。
ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ディルク・シューマッハー氏は「ドラギ総裁は、最近は堅調な経済指標が発表されているが量的緩和を完全実施の必要性を確認し、これを変更することは全く考えていないことを明らかにするだろう」と述べた。
総裁はまた、ギリシャの銀行への緊急流動性支援枠の拡大についても明らかにする可能性がある。
国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しでも確認された景気見通しの改善について、ドラギ総裁がどのような認識を示すかも注目される。
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