NY連銀がシカゴ拠点拡充、利上げ近づくなか天災に備え=関係筋

2015年4月15日(水)08時20分

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 関係筋によると、米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は、シカゴに設けられたサテライトオフィスの拡充に動いている。利上げが近付くなか、自然災害などで市場オペに支障が出る事態に備える。

シカゴ地区連銀の建物の中にあるこのサテライトオフィスには、ニューヨークから市場専門家が移ってきたほか、新規に雇用されるなど、人員増強が進んでいる。シカゴ拠点のスタッフは今では、ニューヨーク連銀が日々実施する市場オペのすべてを担うことが可能という。

2012年のハリケーン「サンディ」上陸時には、ニューヨーク市で広範囲に停電が発生。浸水がニューヨーク連銀の建物近くに迫った。

ニューヨーク連銀の広報担当者はコメントを控えた。

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