ロンドン株反発、鉱業株とバークレイズに買い

2015年4月15日(水)04時36分

[ロンドン 14日 ロイター] - 14日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数が反発し、10.96ポイント(0.16%)高の7075.26で取引を終えた。

金属価格が持ち直したことで鉱業株が買われたほか、クレディ・スイスの投資判断が好感された金融大手のバークレイズが値を上げた。

鉱業株指数は2.95%上昇した。個別銘柄では資源大手の英・オランダ系リオ・ティントと同業の英豪系BHPビリトン、英アングロ・アメリカンが2.8%から4.1%上昇した。

バークレイズは1%超の値上がりとなった。クレディ・スイスが欧州の投資銀行株の中で、スイスのUBSの次にバークレイズを高く評価した。

合併・買収(M&A)への期待も相場を押し上げている。フィンランドの通信機器大手ノキアは14日、同業アルカテル・ルーセントの買収に向けた交渉を進めていることを明らかにした。前週は英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルが英天然ガス生産大手のBGグループに対して買収を提案した。

資産運用のアバディーン・アセット・マネジメントは2.5%安。投資銀行のRBCが投資判断を「セクターパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げたことが嫌気された。

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