アベノミクス実績への評価と期待表れた=統一地方選で官房長官

2015年4月13日(月)11時54分

[東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日午前の会見で、自民党が推した現職道県知事が全勝した12日の統一地方選挙の結果について、アベノミクスの実績への評価と期待が表れたとの認識を示した。

統一地方選の前半戦となった12日の選挙では、10の道県知事選で与党が推す現職が全勝したほか、道府県議選でも自民党が総定数の過半数の議席を獲得した。

菅官房長官は「全体としてみると、安倍政権が進めているアベノミクスの実績への評価と、地方創生を含めたアベノミクスへの期待が表れた結果だ」と総括した。

一方で、知事選の平均投票率が過去最低となるなど、全体に投票率が下がったことについては「厳粛に受け止めるべきだ。様々な要因が重なって投票率は下がったと思う」と語った。

米国とキューバが首脳会談を行ったことについては「国交正常化に向けさらに協議を続けていくということだが、今後の動きをしっかりと注視したい」と述べた。また「両国の関係改善を通じて地域の一層の安定に資するようになることを歓迎したい」と評価した。

*内容を追加します。

(石田仁志)

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ