日産・BMW世界でリコール、燃料ポンプ不具合の恐れ

2015年4月11日(土)01時29分

[デトロイト 10日 ロイター] - 日産自動車と独BMWは10日、燃料ポンプの不具合によって車両がエンストを起こしたり、発進しない恐れがあるとして、世界で16万5000台超をリコール(無償回収・修理)すると発表した。

日産は米国とカナダで2014年製のスポーツ多目的車(SUV)「ローグ」9万5031台を、BMWは世界で2014、15年製の車両約7万0500台をそれぞれリコールする。

問題がある恐れのある燃料ポンプは、独自動車部品大手ロバート・ボッシュ[ROBG.UL]製。同社米部門の広報からコメントは得られていない。

日産とBMWは、同問題に関連した事故やけがは報告されていないとしている。

米道路交通安全局(NHTSA)の文書によると、日産は2014年3月に、ローグが発進しない事例を確認。BMWは同年7月に、特定車両の燃料ポンプに対する保証請求の増加を確認したという。

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