欧州市場サマリー(9日)

2015年4月10日(金)06時15分

[9日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで約3週間ぶり高値をつけるなど、ドルがほぼ全面高。米連邦準備理事会(FRB)当局者らが前日、6月の利上げが可能と言明したほか、米独10年債の利回り格差が拡大するなどしてドルを支援した。

<ロンドン株式市場>  反発。新興国経済への懸念が後退し関連銘柄が買われた。買収される可能性が浮上した高級品小売りバーバリーも値上がりした。

<欧州株式市場> 上昇。企業の合併・買収(M&A)への期待に加え、朝方発表された自動車販売やドイツの輸出が底堅かったことが相場を押し上げた。

<ユーロ圏債券> スペイン30年債利回りが2%を若干上回る水準で推移。スペインが同日実施した中長期入札では、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和プログラムで周辺国長期債を中心に買い入れを行っていることを追い風に、30年債利回りが過去最低を更新した。

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