オペル、2016年黒字化目標堅持=CEO

2015年4月10日(金)01時50分

[シュツットガルト 9日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下、独オペルのカール・トーマス・ノイマン最高経営責任者(CEO)は9日、南・東欧市場での持続的な成長が、ロシアでの販売不振を補うとし、2016年に黒字化するとの目標を堅持した。

GMは前月、西側諸国による対ロシア制裁やルーブル安によってロシアでの需要が急減していることに対応し、サンクトペテルブルク工場を閉鎖し、同国での「オペル」ブランドの販売を終了すると発表した。

ノイマンCEOはシュツットガルトの議会に対し、ドイツやスペイン、ポルトガル、ポーランドでの予想を上回るペースでの販売が、ロシアでの販売減を「補うことができる」と言明した。

同CEOはこれまでに、遅くても2016年までにオペルを黒字転換させ、2022年までに利払い前・税引き前利益(EBIT)マージンを5%にするとの目標を示している。

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