スペイン国債入札、30年債利回り過去最低
2015年4月9日(木)23時39分
[マドリード 9日 ロイター] - スペインは9日、3本建ての国債入札を実施し、総額およそ47億ユーロ(50億5000万ドル)を調達した。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和プログラムで長期債を中心に買い入れていることから、30年債利回りは過去最低を更新した。
調達額は目標レンジ(40億━50億ユーロ)の中間を上回った。
12億8000万ユーロの2044年10月償還債の平均利回りは2.068%。前回2月の入札時の2.495%から低下した。
応札倍率は1.4倍と、前回の1.2倍から上昇した。
16億ユーロの2017年10月償還債の平均利回りは0.133%と、前月の0.180%から低下。
18億ユーロの2025年7月償還債の平均利回りは1.229%だった。
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