2月OECD景気先行指数横ばい、ユーロ圏は成長加速

2015年4月9日(木)23時23分

[パリ 9日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)が発表した2月の加盟33カ国の景気先行指数(CLI)は100.3と、前月から横ばいだった。

ユーロ圏全体は100.6から100.7に上昇。域内でそれぞれ第2、3位の経済規模を占めるフランス、イタリアで成長加速の兆候がみられた。フランスは100.5から100.7に、イタリアは100.8から101.0に上昇した。

域内最大の経済国ドイツも99.7から99.8に上昇した。

米国は100.0と、前月の100.1から小幅低下する一方、日本は99.9から100.0に上昇した。

新興国では、インドの景気見通しが引き続き改善し、99.3から99.5に上昇した。一方、中国は98.5から98.4に、ロシアは99.0から98.9にそれぞれ低下した。

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