GPIF、リスク資産移管で複数の委託先選定

2015年4月2日(木)10時59分

[東京 2日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、国内外の株式などの移管業務を効率的に行うトランジションマネジャーを選定したと発表した。

対象となる運用資産は国内株式、外国債券、外国株式。国内株式は野村アセットマネジメント、ブラックロック・ジャパンに、外国債券はブラックロック・ジャパンに、外国株式はラッセル・インベストメントに委託する。

GPIFは安倍晋三政権の意向で資産137兆円のリスク運用にかじを切った。新たに移管業務を委託し、運用先やポートフォリオの見直しで回収元のファンドから新たな配分先に資産を移す際、市場への影響を最小限に食い止めたい考え。

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