15年度想定為替レート、自動車111.22円・電機111.99円=日銀短観

2015年4月2日(木)09時25分

[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した3月日銀短観調査全容によると、主要輸出業種である自動車や電気機械(いずれも大企業ベース)の2015年度の想定為替レートは、自動車が1ドル=111.22円だった。14年度は107.44円(昨年12月は103.43円)、電気機械は15年度111.99円、14年度107.28円(同103.00円)

14年度はそれぞれ前回12月調査時と比べ円安に想定していたことが明らかになった。ただ、足元の水準と比べると大幅な円高水準となっている。

他の主要業種の15年度想定レートは、はん用機械が108.61円、生産用機械が108.90円、業務用機械111.38円、石油・石炭製品109.22円、鉄鋼116.19円、化学114.17円。

(竹本能文)

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