欧州市場サマリー(1日)

2015年4月2日(木)04時22分

[1日 ロイター] - <為替> ドルが下落。朝方発表された雇用・製造業指標がさえない内容となったこことで、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始が今年終盤以降になるとの見方が強まった。

<ロンドン株式市場> 反発。朝方発表された指標が底堅かったことで市場心理が好転した。

英マークイット・エコノミクスが発表した3月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.4で2014年7月以来の高水準となった。2月の54.0から上昇した。3月のユーロ圏製造業PMIも52.2と10カ月ぶりの高水準で、市場予想を上回った。

<欧州株式市場> 反発。朝方発表された3月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)が底堅く、市場心理が好転した。

スペインのIBEX35指数は0.42%、イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は0.87%上昇し、どちらも2010年以来の高値をつけた。

<ユーロ圏債券> 独連邦債10年物利回りが低下し、過去最低水準を更新。また、同日実施された独5年債入札は旺盛な需要を集め、利回りは過去最低となった。

独10年債利回りは0.152%に低下、過去最低水準を更新した。

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