米翌日物レポ金利が低下、第2四半期スタートで

2015年4月2日(木)00時46分

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日の米金融市場で、翌日物レポ金利が低下した。週の初めにはエクスポージャーを限定する動きがみられたが、第2・四半期が始まり資金が市場に戻ってきた。

ICAPのデータによると、翌日物レポ金利は直近で0.21━0.24%。前日終盤の0.58%から低下した。

資本の積み増しが必要となる、帳簿上の資産増加を回避するため、四半期末は各金融機関がレポを通じた貸し出しに消極的になるとされる。

金融機関などは代わりに、低い利回りでも連邦準備理事会(FRB)のリバースレポやフェデラル・ファンド(FF)金利市場に資金を回していた。

また、FRBが公表したデータによると、FF金利は3月31日、平均0.06%で、2月27日以来の低水準となった。

ICAPのデータによると、1日午前の取引でFF金利は0.12━0.13%と、最近の取引レンジ内で推移した。

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