ケース・シラー住宅価格指数、1月は伸び加速

［ニューヨーク　３１日　ロイター］ - スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が３１日発表した米国２０都市圏の１月のＳ＆Ｐ／ケース・シラー住宅価格指数は前年比４．６％上昇だった。前月の４．４％上昇から伸びが加速した。市場予想の４．５％上昇も上回った。

デンバーが８．４％とマイアミが８．３％の上昇となり、最も大きな伸びとなった。ダラスは８．１％、サンフランシスコは７．９％の上昇だった。

季節調整済みの前月比は０．９％上昇。市場予想の０．６％上昇を上回った。

季節調整前の前月比は前月から横ばい。市場予想は０．１％の上昇だった。

Ｓ＆Ｐダウジョーンズ・インディシーズのデービッド・ブリッツァー氏は、「堅調な雇用情勢を背景に消費者信頼感は底堅く、金利も低い。原油安や低インフレもあって住宅価格は引き続き押し上げられている」と指摘した。