焦点:増税から1年、消費停滞の裏に構造変化

2015年3月31日(火)16時31分

[東京 31日 ロイター] - 消費税率が8%に引き上げられて、あす4月1日で1年が経過する。政府は2014年末には増税の影響が軽減すると予想していたが、足元の個人消費は活発さを取り戻していない。背景には物価高に所得増が追い付いていないことだけでなく、未婚率の上昇による大型消費の先送りや貧困化率の上昇する高齢者層の増加が、日本の消費に大きな影を落としている可能性がある。

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