米モルガン・スタンレーが圧縮天然ガス事業を売却へ、規制圧力で
2015年3月31日(火)06時22分
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米モルガン・スタンレーが米連邦準備理事会(FRB)からの規制圧力を背景に、圧縮天然ガス事業ウェントウォースの売却で合意したことが、ロイターが入手した資料や関係筋の話で明らかになった。
モルガン・スタンレーはウェントワースをペンタゴン・エナジーと呼ばれる新会社に移管する。ウェントウォース事業に関わっていたモルスタ幹部2人が退社し、新会社に参加するという。売却金額は不明。
ペンタゴンは北米の天然ガス価格が低水準で推移している状況を利用し、ドミニカ共和国など、供給が不足しているカリブ海や中米の国にコンテナ輸送船で輸出することを計画している。
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