アジア株式市場サマリー(30日)
2015年3月31日(火)00時21分
[30日 ロイター] - <中国・香港市場> 大幅続伸。海外インフラへの投資拡大に対する期待が高まり、指数は一時7年ぶり高値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)・周小川総裁の週末の発言で、追加緩和期待が高まったことも支援材料。
総合不動産株価指数は7%超上昇した。人民銀が会見を開くとの現地報道が出て、住宅購入希望者への融資に関し規制緩和が実施されるのではないかとの期待が広がったことが背景。その後、人民銀はこの報道を否定した。
香港株式市場は大幅反発。上昇率は2カ月超ぶりの大きさだった。
<東南アジア市場> 総じて上昇。マニラ市場では大型株に外国人の買いが集まり、記録的高値をつけた。ジャカルタ市場では総合株価指数が続伸した。
四半期末を控えた買い、中国経済の刺激策に対する期待感が全般的に地合いを支えた。
<ソウル市場> 証券株主導で反発して引けた。主要セクターの業績改善への期待が高まった。
証券株指数は5%上昇した。
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