仏電力公社、アレバへの出資排除せず=レゼコー紙

2015年3月27日(金)16時35分

[パリ 27日 ロイター] - 仏経済紙レゼコーによると、フランス電力公社(EDF)は、仏原子力大手アレバに出資するかどうか検討を行っている。同紙が関係筋の話として報じたところでは、両グループ間の協議は進行中であり「EDFは、アレバの一部事業(旧フラマトム部門)に出資する可能性を排除していない」という。

フラマトムとは、アレバの原子炉建設事業の旧名称。EDFとアレバはコメントを差し控えている。

またフィガロ紙によると、EDFがアレバの原子炉事業を取得する可能性が検討されている。両社は来週、提案書を出す見込みだという。

同紙によると、関係筋は「決定はまだ下されていない」と述べた。

アレバは、フランス政府が株式の87%を保有している。提携や増資などを盛り込んだ事業計画を7月までにまとめることになっている。

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