2014年の投資銀行収入、米JPモルガンが首位維持=調査会社
2015年3月27日(金)14時10分
[ロンドン 26日 ロイター] - 調査会社コアリションが26日公表した2014年の投資銀行の収入ランキングでは、米JPモルガンが首位を維持した。ただ収入は6%減少した。
JPモルガンの投資銀行部門の収入は220億ドルと前年の233億ドルから減少した。債券・為替・商品(FICC)部門が最も不振で収入が12.8%減の109億ドルとなったが、他社を上回った。
企業の合併・買収関連の助言や調査・分析でもJPモルガンが首位で収入は約7%増の61億ドルだった。
株式部門では米モルガン・スタンレーの収入が59億ドルでトップだった。
投資銀行部門全体では引き続き米大手銀が上位を占め、ゴールドマン・サックスが2位、シティバンク、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの3行が3位だった。
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