スイス中銀必要なら介入の用意、フランなお過大評価=理事

2015年3月27日(金)04時24分

[チューリヒ 26日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のフリッツ・ツアブリュック理事は26日、スイスフランはなお過大評価された水準にあり、中銀は必要なら為替介入を行う用意があると述べた。

ツアブリュック理事は講演で「スイス中銀は金融政策を策定する上で、為替相場の動向を引き続き勘案するとともに、金融状況に影響を及ぼす必要が生じれば、為替市場に介入する」と指摘した。

ただ対ユーロ相場の上限撤廃については、防衛するには代償が大きすぎるとして、決定を擁護した。

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