仏大統領が27日にプジョー工場訪問、国内でエンジン増産決定か

2015年3月27日(金)01時21分

[パリ 26日 ロイター] - オランド仏大統領は、27日に東部トレムリーにあるプジョーシトロエングループ(PSA)の工場を訪問する。政府関係者が明らかにした。

大統領の工場訪問は、エンジン増産の拠点として、ともに候補に上がっていたスペインのビーゴ工場ではなく、仏国内のトレムリー工場が選ばれた可能性を示している。

仏政府は昨年、PSA救済策の一環として株式14%を取得しており、仏国内でのエンジン増産が決定すれば、同社救済を正当化する機会となりそうだ。

PSAは大統領訪問や、トレムリー工場が増産拠点に選ばれたとの国内報道について、コメントを控えた。

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