3月米サービス部門PMI速報値、昨年9月以来の高水準

2015年3月27日(金)00時36分

[ニューヨーク 26日 ロイター] - マークイットが発表した3月の米サービス購買担当者景気指数(PMI)速報値は58.6と、昨年9月以来の高い水準だった。2月確報値の57.1から上昇した。同指数は50が景気の拡大と縮小の分岐点となる。

内訳は新規事業指数が58.3で、2月確報値の57.1から上昇。雇用指数も上昇し、昨年6月以来の高水準だった。

24日発表の3月の米製造業PMI速報値は55.3と2月確報値の55.1を上回り、昨年10月以来の高水準だった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「年明けに減速した米経済には勢いを取り戻す兆しがある。第1・四半期の終盤に入ってPMIはサービス業、製造業ともに伸びが加速しており、雇用も底堅い」と話している。

この日、同時に発表された総合PMI速報値(季節調整済み)は58.5で、昨年9月以来の高水準となった。2月の確報値は57.2だった。

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