米新規失業保険申請が減少、労働市場の底堅い改善示す
2015年3月27日(金)00時30分
[ワシントン 26日 ロイター] - 米労働省が発表した、21日終了週の新規失業保険申請件数は予想以上に減少、2月中旬以来の低水準となった。労働市場が底堅く拡大したことを示す。
申請件数は、季節調整済みで前週比9000件減の28万2000件。市場予想は29万件への減少を見込んでいた。
労働省は、州レベルの統計で特殊要因はないと説明した。
4週間移動平均は、7750件減の29万7000件。
14日終了週の受給総数は6000件減の242万件だった。
同指標は、3月失業率の家計調査期間と重なった。2月と3月の調査期間中に、4 受給総数は小幅な伸びにとどまっており、失業率がほとんど変化しない可能性を示した。
TD証券のエコノミスト、チェン・チェン氏は「申請件数はここ数週間、堅調なトレンドにあり、好調な労働市況が続いていることを示した」と話した。
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