ギリシャ中銀総裁、債務交渉に前向きな見方示す

2015年3月26日(木)07時22分

[ロンドン 25日 ロイター] - ギリシャ中銀のストゥルナラス総裁は25日、23日のギリシャとドイツ首脳の会談で双方の関係は改善し、同国と欧州の債権者の交渉が成功する可能性は高まっているとの見方を示した。

ストゥルナラス総裁はこの日、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで講演。欧州中央銀行(ECB)による緊急支援の拡大により、ギリシャの短期的な見通しは安定化したと述べた。

さらに、同国の昨年の経済状況をリストで示し、債権者との交渉に成功すれば2016年も経済成長は改善すると予想。ギリシャのユーロ圏離脱(グレグジット)はないと確信していると述べ、「グレグジットには何のメリットもなく、多くの痛みが伴うだけだ」と話した。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ