米コアインフレ率なお下落余地、ゴールドマンが予想

2015年3月26日(木)00時06分

[ニューヨーク 25日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのエコノミスト、クリス・ドーシー氏は、25日付の調査ノートで、ドル高と最近の原油価格急落の影響から、米国のコアインフレ率は依然として下落余地があるとの見解を示した。

ドーシー氏は、米消費者物価指数(CPI)のエネルギーと食品を除いたコア指数の伸び率は今年の半ばに1.5%で底を打って、下半期には緩やかに加速するとの見通しを示した。

連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目している個人消費支出(PCE)価格指数については、コア指数の前年比伸び率が第2および第3・四半期に1.2%となり、第4・四半期にやや加速する公算が大きいとした。

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