関電美浜原発の廃炉、アレバやWHに参加呼びかけへ=関係筋
2015年3月25日(水)20時23分
[東京 25日 ロイター] - 関西電力が美浜原発1、2号機の廃炉作業について、海外企業と連携する意向であることがわかった。近く実施する入札を通じて東芝傘下の米ウエスチングハウス(WH)やフランスのアレバ
関電は今月、運転開始から40年超の美浜1、2号について廃炉を決定。東京電力福島第1原発事故を契機に、原発の運転期間を原則40年に制限する規制が導入され、経済性の観点から運転延長を断念した。
実際の廃炉作業は20─30年の長期に渡るため、海外で廃炉の経験があるアレバやWHのノウハウの活用を狙う。入札を通じてより低コストで廃炉作業を進める狙いもある。
美浜1、2号建設の主契約者である三菱重工業も廃炉作業に加わる見通しだ。
(浜田健太郎)
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