ギリシャ4月20日までに資金枯渇、支援なければ=関係筋

2015年3月25日(水)00時28分

[24日 ロイター] - ギリシャがユーロ圏諸国から支援を得られない場合、4月20日までに手元資金が枯渇することが24日、関係筋の話で明らかになった。

ギリシャはこのところ、当面の資金手当てを公的機関からの借り入れでまかなっているが、この緊急手段はあと数週間しか継続できないという。

関係筋は「困難だが、公的機関からの短期資金借り入れで4月20日頃まではなんとか持ちこたえそうだ」と語った。

ギリシャはユーロ圏諸国が改革案を承認した場合、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ国債の保有で得た利益19億ユーロ(20億7000万ドル)が返還されると期待している。

また前月、ユーロ圏諸国の管理下に戻されたギリシャ銀行救済基金の残りおよそ12億ユーロについても、返還されると見込んでいる。

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