ティファニー5年ぶりの減収、ドル高響く
2015年3月21日(土)00時23分
[20日 ロイター] - 米宝飾品大手ティファニーが発表した第4・四半期(11─1月)決算は売上高が前年同期比1%減と、5年ぶりに減少した。同社はドル高を背景に、今四半期(2─4月)の売上高は10%減少するとの見通しを示した。
利益は30%減少する見込み。
米国株式市場で株価は3%強下落した。
同社は1月に、2014年度の業績予想を修正していた。ドル高は海外の売上高を目減りさせるだけでなく、米国を訪れる観光客向けの販売も影響していることが理由。
第4・四半期の売上高は12億9000万ドルと、前年同期の13億ドルから減少。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は1.5%増の13億1000万ドルだった。
純利益は1億9620万ドル(1株当たり1.51ドル)と、アナリスト予想平均と一致した。前年同期は、法務関連費用が響き、1億0360万ドル(同0.81ドル)の赤字を計上していた。
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