2月米住宅差し押さえ、06年7月以来の低水準=調査

2015年3月19日(木)13時52分

[ワシントン 19日 ロイター] - 米不動産調査会社リアルティトラックによると、2月の米住宅差し押さえ件数(差し押さえ手続き中の物件)は10万1938件と、2006年7月以来の低水準となった。

前月比で4.3%減少。前年同期比では9.4%減少した。

リアルティトラックのバイスプレジデント、ダレン・ブロムクイスト氏は「2006年8月が住宅バブルのピークだったことを考えれば、今回の8年半ぶりの低水準は重要なフシ目だ。全国の差し押さえは今年、歴史上の最頻値に戻るか、最頻値を下回る可能性もある。融資の審査基準は過去5年間、非常に厳しくなっている」と述べた。

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