アジア株式市場サマリー(18日)

2015年3月19日(木)00時59分

[18日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国株式市場は急上昇し6営業日続伸。鉄鋼株や不動産株など景気循環株が買われた。

上海総合指数、滬深300指数いずれも約7年ぶりの高水準を付け、取引高も2カ月ぶりのにぎわいとなった。

2月の中国主要70都市の新築住宅価格は前年同月比5.7%下落し、下落率は2011年の調査開始以来で最大となった。これを受けて、今年の経済成長率目標7%の達成に関する懸念が出たものの、政府が不動産市場の支援策を実施するのではないかとの観測も広がり、不動産株の買いにつながった。

上海市場で商いが多かった銘柄では、中国銀行が2.9%高、中国農業銀行が3.2%高で取引を終了した。

香港株式市場は大幅反発。1週間ぶりの高値圏で引けた。

取引が多かった銘柄は、アリ・ピクチャーズ(1.9%安)、サンコープ ・テク(5.2%高)など。

<東南アジア市場>大半が下落した。投資家は米金利動向の手掛かりを得ようと、連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表待ちの姿勢を取ったため、ボックス圏の動きに終始した。

<ソウル市場> ほぼ横ばい。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定を見極めようと、積極的な取引を手控えた。

*内容を追加して再送します。

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