GPIFなど公的年金、10─12月に国債5.6兆円売り越し

2015年3月18日(水)11時32分

[東京 18日 ロイター] - 日銀が18日に発表した2014年10─12月期の資金循環統計によると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済年金など「公的年金」は同期間に長期国債(財融債含む)を5兆5605億円売り越し、株式を1兆7281億円買い越し、外国証券を2兆3907億円買い越していたことがわかった。

公的年金には共済年金なども含まれる。世界最大の年金基金で約130兆円の運用資産を保有するGPIFは昨年10月末、基本ポートフォリオ(資産構成)の見直しを公表。国内債券の比率を従来の60%から35%に大幅に引き下げる一方、国内株式を12%から25%に、外国債券を11%から15%に、外国株式を12%から25%に引き上げた。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ