ジャカルタ小幅高、金利据え置き受け=東南アジア株式

2015年3月18日(水)00時18分

[バンコク 17日 ロイター] - 東南アジア市場では、ジャカルタの株価が小幅上伸。インドネシア中央銀行が予想通り政策金利を据え置いたことを受けた。この日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目される中、他市場も一部を除き上伸した。

ジャカルタの総合株価指数はレンジ内で推移した後、0.07%高で終了。外国勢の買いがアストラ・インターナショナルやセメン・インドネシアといった国内支出の恩恵を受けるとみられる銘柄を押し上げた。

クアラルンプールやマニラ、ホーチミンの株価は3営業日ぶりに反発。パブリック銀行やBDOユニバンクといった銘柄が上昇をけん引した。

シンガポールの株価は朝方は上昇したものの、その後は下落に転じ0.2%安で引けた。バンコクは0.2%安と、3営業日続落。1月7日以来の安値で取引を終えた。

FOMC後に発表される声明について、アナリストの多くは利上げをめぐる「忍耐強く」という文言が削除されると予想している。

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