2014年はロンドンの閉店が前年の3倍近くに=調査

2015年3月17日(火)14時11分

[ロンドン 16日 ロイター] - コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の調査によると、2014年にロンドンの中心街から姿を消した店舗の数が、前年の3倍近くに達した。オンライン販売の伸びと消費動向の変化で小売店が苦戦している。

ローカル・データ・カンパニー(LDC)がデータ収集を手掛けた。調査では、14年に閉店した店は5839店舗、開店したのは4852店舗で、店舗数は987店舗の純減となった。13年は371店舗の純減。

全国で商業地域500カ所を調査したところ、衣類や靴などの従来型店舗は約765店舗が閉店、メガネ、旅行代理店、美容院などのサービス部門では457店舗が閉店した。

一方、飲食や娯楽を含むレジャー部門は引き続き活況で、233店舗が開店した。

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