米マクドナルド、国内19都市の従業員が労働安全衛生めぐり当局に苦情

2015年3月17日(火)06時41分

[16日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルドの国内19都市の従業員は16日、労働安全衛生に関する苦情28件を米労働安全衛生局(OSHA)と州の規制当局に申し立てた。

危険な労働環境が発端となり、従業員らは高熱の鉄板や揚げ物用の油で重度の火傷を負ったという。

訴えがあったのは、ニューヨーク、ニューオーリンズ、フィラデルフィアなどを含む19都市のフランチャイズ19店舗および直営店9店舗。

これら店舗の多くでは、応急手当用品や防護服・器具などが装備されていないほか、店舗によっては、上司が火傷を負った従業員に対し、マスタードやマヨネーズなどで応急措置を取るよう指示するケースもあったという。

マクドナルドの広報担当は声明で、訴状を精査する方針を明らかにした。

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