1月OECD景気先行指数100.4に上昇、ユーロ圏の回復が加速

2015年3月9日(月)21時02分

[パリ 9日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)が発表した1月の加盟33カ国の景気先行指数(CLI)は100.4と、前月の100.3から上昇した。ユーロ圏の回復が勢いが増しており、世界経済への寄与度が高まった。

OECDは「ユーロ圏で成長の勢いに前向きな変化が見受けらるほか、主要先進国、およびOECD全体では成長の勢いが安定している」と指摘した。

ユーロ圏全体は100.7と、前月の100.6から上昇。ドイツは99.6から99.7に、フランスは100.5から100.6に、イタリアは101.0から101.2に軒並み上昇した。

米国は100.2、日本は99.8でいずれも横ばい。

OECD非加盟国では、中国が99.0から99.1に改善。ブラジル、インドも小幅上昇したが、ロシアは99.5から99.3に低下した。

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