日産「アルティマ」リコール拡大、走行中にボンネット開く恐れ

2015年3月7日(土)02時31分

[デトロイト 6日 ロイター] - 日産自動車は、セカンダリ・フードラッチと呼ばれるボンネットの補助的な留め具に不具合があるとして、北米で行う主力セダン「アルティマ」のリコール(回収・無償修理)対象を計約87万8000台に拡大した。

米安全規制当局への提出資料で明らかになった。走行中にボンネットが開く恐れがある。

対象は2012年3月6日から2014年12月31日までに製造された2013━15年モデル。今回、新たに米国・カナダの約64万台を対象とした。

日産によると、これまでにけが人や衝突事故の報告はないものの、車両を損傷した事例が数件あったという。

同社は原因を究明中で、対象拡大の可能性について明言を避けた。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ