欧州市場サマリー(5日)

2015年3月6日(金)05時19分

[5日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和を9日に開始すると発表し、ユーロ/ドルが1.10ドル近辺まで下げる一方、ドルは主要通貨に対して上昇した。

<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数が続伸し、取引時間中の過去最高値に迫った。最終的には41.90ポイント(0.61%)高の6961.14と、終値の過去最高値を更新して取引を終えた。好調な業績を発表した保険大手アヴィヴァが買われ、全体水準を押し上げた。

<欧州株式市場> 続伸し、FTSEユーロファースト300指数が一時、7年以上ぶりの高値に上昇した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債などの購入プログラムについて、必要ならば来年9月を越えて続ける考えを示したほか、今年と来年のユーロ圏の成長率見通しの上方修正を発表したことが好感された。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが一段と低下した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が理事会後の記者会見で、9日に開始する国債買い入れについて、必要に応じて延長する姿勢を示したことが背景。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ