アジア株式市場サマリー(4日)

2015年3月4日(水)20時58分

[4日 ロイター] - <中国・香港株式市場> 中国株式市場は上昇して引けた。香港と深セン証取の株式相互取引実現への期待感から、深セン上場株が買われた。香港の梁振英行政長官は3日、記者団に対して、香港と深セン市場の株式相互取引について、実施に向けた準備作業が進んでいると述べた。

香港株式市場は続落して終了。欧米市場が軟調だったことや、1月の香港小売売上高 が前年比14.6%減と2003年以来の落ち込みとなったことが背景。

<東南アジア市場> まちまちとなった。マニラ市場の株価は、インフレ率が鈍化するとの期待感から上昇した。一方、ジャカルタ市場は下落。3日には取引時間中の最高値を付けたことを受けて、値下がりした。

<ソウル市場> ソウル株式市場は小反落で取引を終了した。カナダ銀行(中央銀行)や欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定を前に、見送りムードとなった。

<インド市場> 反落。緊急利下げを受けて場中に過去最高値をつけたが、その後、利食い売りや外国勢が優良株に売りを出しているとの見方に圧迫された。

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