カナダ第4四半期実質GDP、2.4%増に鈍化

2015年3月4日(水)02時09分

[オタワ 3日 ロイター] - カナダ統計局が発表した、昨年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率で2.4%増え、伸び率は市場予想の2%を上回った。

輸出が減少したものの、消費支出、在庫が増加した。

ただ伸びは、第3・四半期の3.2%(上方修正)から鈍化した。

最終消費支出は年率2.0%増えた。

財輸出は2.5%減った。原油相場の急落を受け、原油などの輸出が6.5%減、精製石油製品は36.3%減った。

設備投資は0.4%減ったが、在庫は74億カナダドル(59億2000万ドル)増えた。

12月の実質GDPは0.3%増。製造業の加速に伴うもので、市場予想の0.2%増を上回った。

昨年全体のGDPは2.5%増、伸び率は2013年の2%から加速した。

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