アジア株式市場サマリー(3日)

2015年3月4日(水)00時17分

<中国・香港株式市場> 中国株式市場は、2%超下落した。利下げを受けた強気ムードが後退した。規制当局が新規株式公開(IPO)を新たに承認したことから、需給悪化懸念が広がった。

香港株式市場も反落して取引を終了した。前日の米株高を好感して一時はしっかりと推移する場面もあったが、中国本土株の下落につれて 最終的にはマイナス圏に押された。

<東南アジア株式市場> バンコク市場のSET指数が下落し、終値で約6週間ぶり安値で引けた。主要株の国営タイ石油会社(PTT)が配当落ちとなったことが背景。一方、マニラ市場の主要株価指数は、通信大手フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)が弱めの業績見通しを受けて下落したことで、高値水準から後退した。

<ソウル株式市場> 続伸で取引を終了した。総合株価指数は4.57ポイント(0.23%)高の2001.38で、心理的な節目である2000を突破した。

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