金融審、金融持ち株会社のあり方で議論開始

2015年3月3日(火)15時56分

[東京 3日 ロイター] - 金融庁は3日、金融審議会(首相の諮問機関)を開き、金融持ち株会社のあり方についての議論を始めた。今後、金融審のもとに作業部会を設置し、銀行持ち株会社の効率的な経営体制や持ち株会社子会社の業務範囲などのあるべき姿について議論する。

作業部会の座長やメンバーは、金融審の岩原紳作会長(早稲田大学大学院法務研究科教授)が選任するが、選任時期は未定。

金融審のもとには、決済業務等の高度化に関する研究会があるが、金融庁職員が現在欧米諸国で調査を行っている。4月ごろをめどに中間整理を行い、作業部会に改組する。

(和田崇彦)

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ