タカタが交換部品の生産倍増へ、エアバッグ問題対応で

2015年3月3日(火)07時14分

[デトロイト 2日 ロイター] - タカタは2日、欠陥エアバッグ問題をめぐり、交換部品の生産量を今後半年で倍増すると明らかにした。

9月末までに月間生産量を現在の45万個から約90万個まで引き上げるとしている。

高田重久最高経営責任者(CEO)は声明で、欠陥が指摘されている同社のエアバッグについて、原因の特定に向けた試験の結果はまだ出ていないとした上で、長期にわたり高温多湿の環境にさらされたことと経年が不具合の主要因という同社の見解を支持する結果が出ている、と明らかにした。

また、自動車モデルのばらつきも要因で、インフレーターの製造過程の変動が関係している可能性もある、とした。

新品や高温多湿の環境に長期間さらされていない部品は安全と指摘。交換部品をさらに増やすために他のサプライヤーと協力していると明らかにした。

*内容を追加します。

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