ロンドン株小幅安、一時は時間中の最高値更新

2015年3月3日(火)04時52分

[ロンドン 2日 ロイター] - 週明け2日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数が6.02ポイント(0.09%)安の6940.64と、小幅安で取引を終えた。

一時は約0.3%高の6974.26ポイントまで上昇し、取引時間中の過去最高値を更新したが、取引終盤にかけてコモディティ株が売られマイナス圏に転じた。

世界最大の金属消費国である中国が週末に利下げを発表したことで、鉱業株は序盤に値を上げた。その後、利上げの背景にある中国経済の減速が意識されて、銅価格が下落。鉱業株も連れ安となった。

個別銘柄では、石油・ガス生産のタロー・オイルが7.7%下落した。コートジボワールとガーナの両国の海上境界線をめぐる争いで西アフリカ沖の事業に遅れが生じると懸念された。タロー・オイルの時価総額は2億ポンド(約3億800万ドル)以上減少。FT100種の構成銘柄から外される可能性がある。

一方、品質・安全性評価サービス大手のインターテックは1.3%上昇した。通期の利益と収益が伸びたほか、増配も好感された。

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