ドル指数、月間で8カ月連続上昇=NY外為

2015年2月28日(土)08時19分

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日のニューヨーク外為市場では、ドル指数がほぼ変わらず。月間では8カ月連続で上昇し、上げの期間は過去最長を記録する見込み。経済指標の改善や米連邦準備理事会(FRB)当局者発言が材料となった。

ドル指数は当初軟調だったが、その後は下げ渋る展開となり、直近では95.295と横ばい。2月全体のドル指数の伸びは0.52%程度で、過去8カ月間で最小となる見通し。

ユーロ/ドルはほぼ変わらず。1.1188ドルと1カ月ぶり高値近辺で推移した。ドル/円は0.24%高の119.700円。ユーロ/円は0.2%高の134.015円。

昨年第4・四半期の米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比2.2%増となり、速報値の2.6%増から下方修正された。在庫投資の減速と貿易赤字の拡大を反映した。ただ米経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は依然底堅いとみられる。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ