ミシガン大消費者信頼感低下、異常寒波が打撃

2015年2月28日(土)02時24分

[ニューヨーク 27日 ロイター] - ロイター/ミシガン大学が27日発表した2月の米消費者信頼感指数(確報値)は95.4と、11年ぶり高水準の98.1だった前月から低下した。米国を襲った異常寒波が打撃となった。

2月の確報値は速報値の93.6からは上方修正され、市場予想の94.0も上回った。

景気現況指数は106.9と、1月の109.3から低下した。市場予想は103.0だった。消費者期待指数は88.0で1月の91.0から低下した。市場予想の87.8とほぼ一致した。

悪天候に見舞われた北東や中西部が平均の約3倍の数値低下となったのに対し、南部はより楽観的だったことから、調査は「2月の信頼感指数が低下したのは、厳しい天候の一時的な影響だろう」と結論づけた。

2015年の個人消費支出(PCE)物価指数は3.3%上昇との見込みだ。

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