独バイエルが2015年の業績拡大を予想、新薬好調で

2015年2月26日(木)18時02分

[レーバークーゼン(ドイツ) 26日 ロイター] - ドイツの医薬品大手バイエルは、2015年の利払い・税・償却前利益(EBITDA、調整後)が10%台の前半から半ば程度増加するとの見通しを示した。

経口抗凝固薬「イグザレルト」などの新薬が好調な販売を記録する見通し。2%程度の為替差益効果が見込めることが前提という。

イグザレルト、眼科用医薬品「アイリーア」など、好調な売り上げが見込める新薬5種類の2015年の販売予想は約40億ユーロ(45億5000万ドル)。2014年の29億ユーロを上回る見通し。

第4・四半期のEBITDA(調整後)は4.4%増の18億5000万ユーロ。ロイターがまとめた市場予想の平均19億3000万ユーロを下回った。

第4・四半期の純利益は2億2400万ユーロに減少、市場予想を下回った。

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