ロンドン株反発、原油持ち直しでエネルギー株に買い

2015年2月21日(土)05時30分

[ロンドン 20日 ロイター] - 20日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数が26.30ポイント(0.38%)高の6915.20と、反発して取引を終えた。18日につけた約15年ぶりの高値や1999年12月の過去最高値に迫る水準で推移している。

原油価格が持ち直しエネルギー株が買われたほか、好決算を発表した保険大手スタンダード・ライフも値上がりした。

北海ブレント原油が1バレル=60ドルを超えたことを受けて、石油関連のタローオイルは2.3%、BGグループは2.1%の値上がり。原油・天然ガス株指数は0.75%上昇した。

スタンダード・ライフは2.7%高。2014年通期の営業利益が19%増の6億0400万ポンド(約9億3200万ドル)となったことや増配を発表したことが好感された。

ただ、ギリシャ債務交渉の先行き不透明感で投資家は慎重姿勢を保っている。ドイツはギリシャに対する厳しい姿勢を和らげたものの合意にはほど遠い状況が続いている。

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