東京マーケット・サマリー(20日)
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 118.82/84 1.1354/58 134.92/96
NY午後5時 118.94/96 1.1367/69 135.19/23
午後5時のドル/円
<株式市場>
日経平均 18332.30円(67.51円高)
18297.67円─18360.92円
東証出来高 24億0615万株
東証売買代金 2兆3779億円
東京株式市場で日経平均は3日続伸し、連日で昨年来高値を更新した。海外投資家を中心とする買い意欲が旺盛で1万8300円台の高値圏を維持。TOPIXは一時2007年12月以来、7年2カ月ぶりに1500ポイントを回復した。短期的な過熱感はあるものの、良好な需給環境が下支えし売りづらい地合いという。
東証1部騰落数は、値上がり994銘柄に対し、値下がりが721銘柄、変わらずが147銘柄だった。
<短期金融市場> 17時40分現在
無担保コール翌日物金利 0.075%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り 0.000%(─0.006)
0.008 ─ 0.000%
ユーロ円3カ月金利先物(15年12月限) 99.860(+0.005)
安値─高値 99.850─99.860
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.075%になった。
主な取り手は地銀、信託、証券。週末要因で中心レートはやや強含んだ。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は上昇。日銀が実施した国庫短期証券の買い入れオペ結果は、業者の在庫が想定より軽くなっていることが確認された。3カ月物国庫短期証券(514回)の利回りはゼロ%に低下。日銀オペ見合いの需要とみられている。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・15年3月限(大証) 147.33(+0.07)
安値─高値 147.21─147.47
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.385%(─0.005)
安値─高値 0.390─0.375%
長期国債先物は続伸した。前場は4営業日ぶりに通告された日銀の国債買い入れによる需給改善期待が短期筋の買いを誘った。後場は日銀オペの結果が総じて強めとなったことで、上昇幅が拡大し、一時前日比21銭高の147円47銭まで買われた。現物債は超長期ゾーンの利回りに上昇圧力がかかった。日銀オペの結果が残存10年超25年以下で強いことを確認すると、20年債を中心に利回りが低下する局面があったが、先週の政府の経済財政諮問会議で、日銀の黒田総裁が日本国債の将来的なリスクについて言及したにもかかわらず、議事要旨から削除されていたことが分かったとのテレビ朝日の報道を受けて、超長期ゾーンに売りが圧力が強まった。
長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比7銭高の147円33銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.390%。日銀オペを好感した買いで一時は2月10日以来の0.375%に低下する場面があった。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時03分現在の気配)
2年物 0.19%─0.09%
3年物 0.21%─0.11%
4年物 0.24%─0.14%
5年物 0.29%─0.19%
7年物 0.41%─0.31%
10年物 0.62%─0.52%
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